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サンダーランドSunderlandピンクラスターボウル

  • イギリス
¥19,800 税込

オプション価格:¥  

商品コード: KT0091
管理番号: Lc27-1_1112
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仕入担当からのコメント


今から150年ほど前、1870~80年頃にイギリスで製作された、ピンクラスターのボウルです。
陶磁器で有名なイングランド北東部のサンダーランドの伝統工芸品になります。

”サンダーランドSunderland”は、イギリス・タインアンドウィア州にある港湾都市。
日本ではサッカーチーム、サンダーランドFCで、その地名は知られていますね。

古くは炭坑や造船業などで栄えた古都でしたが、今では工業都市といったイメージです。
日本のメーカーでは日産などが工場をおいています。

そんなサンダーランドですが、一方では、17世紀ごろからガラスや陶芸の産地としても有名でした。

中でも当地の名品、”Sunderland Pottery”としてフラッグシップの陶磁器は、「ラスター彩」と呼ばれる半磁器。
9世紀、西アジアの古代ペルシアで生まれた史上最高の陶芸、「ラスター彩」の技術を受け継いだ工芸品です。

「ラスター彩」自体は世界各地に広まっていて、日本にも伝承者はいらっしゃいます。
「人間国宝」加藤卓男氏です。

加藤氏は古代ペルシャの古陶に魅せられ、日本独自のラスター彩を創出した第一人者で、
英国サンダーランドとも技術交流をもっています。

・・と、話が横道にそれ始めてしまいましたので、この辺にしておきますが、
こちらはそんな折り紙付きのサンダーランドポッテリー(陶器)の一つ、
人気ではトップランナーの ”ピンクラスターPink Luster”です。

サンダーランドの陶器といえば”ピンクラスター”、というほどの代名詞的な陶芸品。
恐らくボーンチャイナの影響と思いますが、
何らかのストーリーや時代のトレンドなどを取り入れた絵柄の描写が多く、
19世紀にはかなり流行したそうです。

そのモチーフとなったテーマについては、星の数ほどありますが、
それらのすべてに共通していたのは、このゴールドピンクのアクセント。

この独特の色彩が、サンダーランド固有のカラーとして広く知られることとなり、
ピンクラスターとサンダーランドポッテリーがあたかも同義語のように伝えられていったそうです。

ちなみにもう一つ、サンダーランドポッテリーの特徴といえば、陶器と磁器の中間的な、半磁器であること。

もちろんすべてが半磁器というわけではないでしょうし、こちらのお品も半磁器と確認できたわけではありませんが、
地域性としてカオリンの配合が強く、陶器よりも磁器に近かったことは確かなようです。

半磁器は、少しアイボリーがかった白い素地で、やきものの本焼成温度としては低めの1200~1250℃で焼かれるため、
絵付けや色釉薬の顔料の発色がよく、色彩豊かな表現ができるのが特長。
そのため、このような鮮やかな絵柄の描写が多いわけですね。

こちらも半磁器と思われ、外側に絵柄が鮮やかな色彩で描かれています。

内側には妻子と別れを惜しむ様子の男性と帆船、
またその様子の詩や当時の”ウェア川 the River Wear”の風景が描かれています。

外側には“SAILORS FAREWELL”の文字と、帰還した水兵と家族。
別の箇所には大きな運河に架けられた鉄橋をくぐり、大海に出ていく風な船団の絵、
そして、船員に向けたかのような別れを惜しむ詩が記されています。

おそらくは、19世紀の植民地間との貿易が盛んだった時代の、庶民の悲哀を表現しているものと思われ、
描かれている帆船のデザインから見て、
”カティーサーク”などのティークリッパーが活躍していたころの世相ではないかと思われます。

ティークリッパーとは、19世紀、帆船が最も多く製造されていた時代に、
紅茶などの貨物輸送に活躍した、外洋を高速で帆走することのできる細長い帆船のことです。

こちらのような工芸品には、芸術作品のように製作者の主張が盛り込まれることも多く、
またそのような作品には、当時の一般市民の様子や、社会状況などがが描写されているはずですので、
歴史性を鑑みて、その描写を読み取っていただくと興味深いかと思います。

配色は、サンダーランドならではのピンクラスター。
状態はとてもよく、1世紀半近くもの歳月が経過しているとは思えないほどです。

もちろん食器として実用的にお使いいただくことも可能ですが、
基本的にはアンティークコレクションとしてご理解いただければ、と思います。

イギリスアンティークファンの方に、ぜひおひとつ・・。

(Buyer/YM)


担当職人からのコメント


1870年頃、、ラスター彩の産地、サンダーランドで製作されたボウルです。
ゆうに100年以上の歳月が経過したジェニン・アンティーク(真の骨董)です。



こちらはサンダーランド特産の伝統的なピンクラスターと思います。

お写真では確認しにくいかもしれませんが、縁や波模様のピンク色の部分には
ラスター現象といわれる、虹色の輝きが肉眼ではしっかりと確認出来ます。

また、地色も白っぽい感じがすることから、「陶器」というよりも、
恐らく磁器の成分を素材に含んだ「半磁器」と思われます。



こちらの作品には、サンダーランド鉄橋などのモチーフが印判で表現され、
そのモチーフの間を埋めるようにサンダーランド名物、ピンクラスターで
波型の模様が描かれています。

ちなみにこちらに描かれている鉄橋は、1796年に開通したサンダーランド・ウェア川にかかる鋳鉄製の橋 、
ウェアマス橋と思われます。

この橋は下院議員のローランド・バードン Rowland Burdon)に後援され建設された云々、と記されていますが、
1796年当時、この橋はアイアンブリッジにある有名な橋に続く2 番目の鉄橋で、
建設時点で世界で最も大きな単独スパンの橋 (70 m) でした。

 ※The cast-iron bridge of 1796

さて、日常で使用されてきたものと思われますが、一見して完全な状態に見えるコンディションでした。

しかし、ディーラー情報によるとレストア跡が有るとのことなのでよくよく見なおしてみたところ、
確かに、かつて大きく欠けた、というよりも割れた痕跡が見られました。

側面が面積比で1/3程度、剥がれ落ちるように割れたようですが、
一見ではわからない、というよりも、言われても発見できないレベルにまで修復されています。

その過去のレストアは非常に巧妙で、かなり熟練されたプロの手によるものかと思われます。
鑑賞にはほぼ影響のないレベルで、水漏れなどもありませんでした。

表面の釉薬(ゆうやく:陶磁器の表面のガラス質の部分)に切れた箇所がないことから、
修復後、再度焼き直してあるように見えます。



壊れてもなお使い続ける・・・。
よほど大切な、貴重なお品だったのでしょう。

尚、焼き直しの際と思われますが、同時に小さな粘土質のパッチのようなものがついています。
削って均すこともできそうですが、その部分だけ釉薬が切れてしまうので、
焼き直された証し、も兼ねて、現状を残しておくこととさせていただきました。

長い歴史を経てきたイギリスアンティークのコレクションアイテムとして、
きっとご期待に添えるものと思います。

もちろん念の為、浸水性も確認しておりますので、実用品としてもお使い頂けますが、
130年以上を経過したアンティーク品ですので、現代の食品衛生法上では、
「食器」としてご案内することはできません。

そのあたりはご理解いただければと思います。

デニムでは状態確認とクリーニングのみしております。

クリーニング剤には食品グレードの洗剤、
「CR0303 HOWARD Naturals グラナイト & マーブルクリーナー 」を使用しております。

イギリスのローカルな地域性、そして19世紀の歴史性を感じさせてくれる素敵なアンティークです。

アンティークテーブルのテーブルセンターとして、果物を入れたりするディスプレイには、
とてもよくお合わせいただけるかと思います。

担当職人が自信を持ってお勧め致します。

(Restorer/MJ)


お客様担当からのコメント


素敵なペイントが施されたアンティークボウルです。
色遣いや絵柄がとてもアンティークらしい雰囲気ですね・・。

このサンダーランド陶磁器の最大の特徴は、“ピンク・ラスター”です。

こちらは、白地にピンクのアクセント、そして細かく描かれた人物とメッセージ・・。
何だかとってもキュートなボウルです。

ちょっとした小物を入れたりと、実用でお使いいただくのはもちろんですが、
このままお部屋に飾っておくだけでも、素敵に空間を演出できそうです。

ぜひ、ご検討ください!

(Sales/TJ)






 サイズ幅幅 195mm 奥行 195mm 高さ 100mm
 送料ランク宅急便60サイズ
原産国イギリス
年代1870年代
主要素材陶磁器

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