デニムの仕事
Denimについて/About Denim
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
木工修理
木工修理は主に、組み直し(解体~再組立)、木部成形・加工、パーツ製作、破損修復を行ないます。
組み直し
長くお使いいただけるよう一旦解体した上で古い接着剤や塗料、汚れなどを除去し、もう一度しっかりと組み立て直します。
ダイニングテーブル
チェア
ビューロー、チェストなど
デスクなど
キャビネットなど
木部成形
欠けてしまった彫刻など、デザイン上、元通りにした方が良いと判断した場合、古材などを使用して部品を製作し、成形します。
木部成形
左肩の擬母子(ぎぼし。丸い飾り)が欠損していました。
加工
主に構造的な部分などについて、補強をしたり、サイズを変えたり、といった木部加工をします。
加工例1
クッション座面が取り付けられるよう、木枠に溝を掘ります。
加工例2
座の損傷した部分を除去し補強材を取り付け、実用強度を回復します。
ガタつきのある脚を、接合部の調整をしたり、わずかに脚先を削ったりしてきちんと接地させます。
加工例3
テーブルの脚先を水平にカットし。天板の高さを低くします。
パーツ製作
修復が難しい場合や部品が失われていたりした場合、古材や同種の材を使用し新しく同様のパーツを製作します。
パーツ製作例1
パーツ製作例2
新しく木枠を作ると同時に塗装をして回転式の脚も付けてみました。
パーツ製作例3
ステンドグラスを自立させる脚なども製作しています。
破損修復
何らかの事情で新しくパーツを製作できず、現状で修復を行なう必要がある場合の例です。
「過去に習い、21世紀に学ぶ」、日々研究を続けるデニムオリジナルの修理法です。
破損修復例1
完全に割れてしまった座面。ベニヤですので再生は不可能ですが、捨てるには惜しい貴重なエンボス座面です・・。
本来、新しいパーツが入手できるのを待つ以外ありませんが、ご要望があればデニムは再生にトライします。例えば、サーフボードなどの素材のグラスファイバー・・。
裏面にポリエステル樹脂をラミネートして硬化させます。まさにサーフボードのようです・・。
裏側はほぼプラスチック座面のイメージです。尚、樹脂はガラスのように透明になります。
あとは座面を本体に再接着して表面のひび割れをきれいに補修。その後、塗装をします。
完成。若干重量が増えていますがほぼ実用強度を確保しています。
以下の修復作業はお客様のご要望があったときのみ行ないます。ほぼ外観はわからないほどに再生されますが、実用強度はある程度は回復するものの元通りにはなりません。
強度回復のためには新規にパーツを製作する必要がありますが、思い出のお品だったり、現時点でコストをかけられないといったご事情など、オリジナルの状態で修復する必要のある場合にはご相談ください。
破損修復例2
将来の再修理を想定し、金物は使わずにダボなどでさらに補強します。
破損修復例3
こちらも輸送事故で完全に折れてしまったツイスト柱です。
鉄柱が芯材なのでそれなりに強度はありますが表面の木部にひびの入る可能性はあります。
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塗装
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